“アンハッピー”阪神・サンズ 34歳の誕生日も4タコ 最後の打者に
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「阪神0-2広島」(28日、甲子園球場)
この日34歳の誕生日を迎えた阪神・サンズだったが、4打数無安打。自らを祝う一打を放つことはできなかった。
試合前にはうれしい出来事があった。打撃練習中の甲子園にバースデーソングが流れ、坂本から特大ケーキが贈られた。実はこれは、8月に米国へ帰国した家族から球団を通して贈られたサプライズ。助っ人は「本当にうれしい。まさかチームメートを通じてプレゼントしてもらえるとは思っていなかった」と感激した様子だった。
ただ、2試合ぶりにスタメン出場した試合では、二回無死一、二塁と先制のチャンスで左飛に倒れた。2点を追う九回2死一塁では右飛で最後の打者となってしまった。矢野監督は得点力に欠ける下位打線の現状に「内容自体がちょっとさみしい」と肩を落とした。