阪神・矢野監督 ガンケル先発は投手コーチの助言「俺は正直、厳しいかなと思った」

巨人に勝利し、矢野監督(左)に迎えられるガンケル(撮影・西岡正)
6回1失点で8勝目を挙げ、スアレス(右から2人目)からウイニングボールを受け取るガンケル(左から2人目)=撮影・佐藤厚
8勝目を挙げ矢野監督(左)から祝福されるガンケル(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-4阪神」(26日、東京ドーム)

 阪神はガンケルが6回1失点と試合を作り、巨人に連勝した。

 助っ人右腕は19日の巨人戦(甲子園)では2回7失点と炎上。その日の試合後に矢野監督は次回登板を未定とした。

 ただ、先発ローテを変更することなく、ガンケルを伝統の一戦で起用。その裏には福原、金村両投手コーチの助言があった。

 「俺は正直、前回見たときに1週間後は厳しいかなと思った。金村と福原コーチが『状態的にはブルペンでも良くなってきてる』と言ってくれていたしね。『もう一回、いって(先発させて)いいんじゃないですか』ということを言ってくれたんでね」と、決断したようだ。

 「それがなかったら、俺もちょっと厳しいなとなっていた。投手コーチも思っていることを、ちゃんと言ってくれたからこそこうなった」と2人の助言に感謝した。

 起用に応えたガンケルには「しっかりフォーム修正だったり、前回やられた反省とか悔しさというのを持っていってくれた」と評価した。

2023-11-05
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