阪神・佐藤輝 後半戦もフルスイング宣言 伊藤将「引きました」中野「ショック」

 阪神・佐藤輝明内野手(22)、伊藤将司投手(25)、中野拓夢内野手(25)のルーキー3選手が、甲子園球場で座談会を行った。動画は6日から球団公式YouTubeと虎テレで公開される。

 冒頭に司会者から前半戦の自己採点を問われ中野は「80点」、伊藤将は「90点」と高評価だったが、佐藤輝は「60点」とやや厳しめだ。20本塁打&52打点でチーム2冠の成績を残し、前半戦首位ターンの原動力となったが「まだまだできることもあるんじゃないかと思って」と現状の成績には満足していない。

 辛めの自己評価をした佐藤輝に対し、同期の2人は絶賛した。伊藤将が「ベイスターズ戦の場外ホームランは本当に引きました」と話せば、中野は「あのパワーはずるい。泳いだ当たりがあそこまで飛ぶのかと自分的にはショック」と悔しげな様子だ。中野の言葉に佐藤輝は「これからも嫉妬させ続けます」と会心の笑みだ。

 前半戦を終え、3選手全員が感じたのは疲労だという。4月中旬から遊撃の定位置を奪った中野は「ここまで毎日試合をすることが無かった」と振り返り、開幕ローテ入りした伊藤将は「7試合目くらいまで楽しく投げられたが、後半は徐々に疲れもたまった」と初めて体感する長丁場の戦いに苦戦した。

 後半戦開幕は眼前に迫る。前半戦で121三振を喫した佐藤輝だが「(三振を)良い意味で気にせず、(自分の)スイングを心掛けたい」とフルスイングを曲げない決意を口にし「チーム全員で優勝を目指して頑張ります」と力強く約束した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス