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阪神・藤浪が先発再転向 アルカンタラ中継ぎで及川らと残り1枠競争へ

 声を張り上げノックを受ける藤浪
 練習の合間に笑顔を見せる藤浪
 水分補給する藤浪
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 阪神の藤浪晋太郎投手(27)が19日、五輪ブレーク期間で先発に再転向することが分かった。矢野燿大監督(52)が明言した。この日も球宴参加組と一時帰国した外国人選手を除く1軍選手が甲子園で全体練習を行い、藤浪はダッシュなどで調整し、ローテ入りへの意欲を示した。ラウル・アルカンタラ投手(28)は中継ぎに入り、及川雅貴投手(20)がまずは先発調整するなど、ローテ候補の投手による競争と並行して投手陣を整備する。

 強い日差しが照りつけ、気温は33度まで上昇した甲子園。藤浪は再び、本来のポジションで輝きを放つため、大粒の汗を流していた。先発への強いこだわりを示していた右腕が、五輪ブレーク期間で先発に再転向する。このチャンスを逃すわけにはいかない。

 「今シーズン、スタートは先発で始まって、成績を残すことができず、中継ぎをやらせてもらっていましたが、先発をしたいというのは自分の希望でもあるので、精いっぱい頑張りたいと思います」

 アルカンタラが中継ぎへ配置転換。そこで、藤浪にローテ争いの“権利”が回ってきた。西勇、青柳、秋山、ガンケル、伊藤将は後半戦のローテ入りも有力。残り1枠をトレード加入の二保や、岩貞らの状態次第となるが成長著しい及川らと争う形となる。もちろん、2軍の西純らも候補に入ってくる。

 現状はローテの1枚を争う立場。藤浪はそのことも十分に理解している。「ローテーションをしっかり取りにいかないといけない立場なので、アピールをして勝ち抜けるように頑張りたい」と力を込めた。

経験生かして

 今季の藤浪は開幕投手に抜てきされた。先発として5試合の登板で2勝1敗、防御率2・60。ただ、制球難が浮き彫りとなり、4月24日に出場登録抹消。6月4日に岩崎の再調整に伴い、1軍再昇格となった。

 その後は中継ぎとして13試合に登板し、防御率8・49。思ったような成績は収められなかったが「配球面もそうですし、いろいろ勉強できることはありました」と、リリーフを経験したことは決して無駄ではなかった。

 矢野監督は「いい部分とまだ課題の部分、両方もちろんある。先発調整させて、また(中継ぎに)戻すというのもある」と話した。藤浪に求められるのは結果だ。全体練習では念入りにバント練習。先発としての意気込みが感じられた。

 球宴期間のオフはリフレッシュし、後半戦に向けた充電もできている。あとは、マウンドで思いを体現するだけだ。藤浪が先発として復活すれば、16年ぶりの悲願へグッと近づく。

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