阪神・ガンケル開幕7連勝ならず 5回7安打3失点で降板、2番手に秋山投入

4回、今永(左)に適時打を打たれるガンケル=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
4回、DeNAに追加点を許し、悔しがるガンケル=甲子園(撮影・飯室逸平)
2回、DeNAに先制を許し、ガンケルの元に集まる阪神ナイン=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-DeNA」(14日、甲子園球場)

 無傷の開幕7連勝を狙う阪神先発のジョー・ガンケル投手(29)が5回7安打3失点で降板。7勝目をつかむことはできなかった。

 痛恨だったのは二回だ。先頭の宮崎、ソト、大和に3連打を浴び、広げてしまった無死満塁のピンチ。ここで伊藤光と相対し、フルカウントから最後は外角の直球で空振り三振に仕留め、続く今永を一ゴロに打ち取った。

 2死としたところまでは良かったが、桑原の右前へ2点適時打を許し、最大のピンチから脱することはできなかった。

 さらに、2点ビハインドの三回1死二、三塁では投手の今永に適時打を許し、3点目を奪われる形となった。五回表まで投げ切り、その裏、無死一塁で巡ってきた打席で代打・糸井が送られ、交代となった。

 降板後、ガンケルは「今日はランナーを背負う場面も多く、リズムの悪い投球になってしまった。攻撃にも良い流れを持ってくることができなかったし、チームに申し訳ないね。まだ攻撃のチャンスは残っているから、チームが逆転できるように精一杯応援するよ」とコメントした。

 そして、2番手には先発ローテの一角を担う秋山が登板。前半戦最後の試合とあって、総力戦となっている。

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