阪神が大敗 伊藤将が初回に崩れる 巨人と再び2・5差 大山4番復帰も

 1回、ウィーラーに先制打を許す伊藤将(撮影・神子素慎一)
 3回、ウィーラーにソロを浴びる伊藤将。捕手・梅野(撮影・神子素慎一)
 1回、梶谷に押し出しとなる死球を与えた伊藤将(中央)のもとに集まる阪神ナイン(撮影・北村雅宏)
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 「阪神1-8巨人」(10日、甲子園球場)

 前夜、降雨コールド勝ちで“伝統の一戦”の初戦を取った阪神。勝てば前半戦の首位ターンが確定していた試合だったが、巨人打線に打ち込まれて敗戦。再びゲーム差を2・5に縮められた。

 6勝目を狙った先発のドラフト2位・伊藤将(JR東日本)がまさかの炎上。初回、制球が乱れて2四球などで1死満塁を招くと、ウィーラーに右前適時打を浴びて先制を許した。さらに、続く梶谷には押し出し死球を当ててしまう。その後、ミスも絡んで初回に一挙4点を失った。三回にウィーラー、四回に坂本にソロを浴び、4回5安打自己ワーストの6失点(自責5)で降板した。

 取り返したい打線は、大山が6月27日・DeNA戦以来13日ぶりに4番復帰。八回に中前打を放ったものの、得点につなげることはできなかった。

 7点ビハインドの六回、2死走者なしではサンズが左翼席へソロを運んだが、その1点のみにとどまった。

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