阪神先発の西勇輝が二回に大量7失点 鈴木誠に場外弾&走者一掃3点二塁打浴びる

 2回、鈴木誠に先制ソロを浴びる西勇(撮影・飯室逸平)
 2回、カープ打線につかまり、ぼう然とする西勇(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(2日、マツダスタジアム)

 通算100勝に王手をかけている阪神先発の西勇輝投手が、二回に大量7点を失った。

 二回は先頭の鈴木誠にカウント1-1からの3球目、内角低め139キロのツーシームを捉えられた。高々と舞い上がった打球は左翼場外へ到達。前回6月25日のDeNA戦(甲子園)から2試合連続の被弾で先制点を献上した。

 この一発で鯉打線に火が付いた。2死一、二塁から投手の玉村に内野安打を許して満塁。ここから怒濤(どとう)の攻撃を受けた。続く菊池涼に左前へ2点適時打。なおも一、三塁で西川には中前適時打を浴びた。

 さらに小園の内野安打で再び満塁。このイニング2度目の対戦となった鈴木誠には、左中間を破る走者一掃の適時二塁打を放たれた。この回7安打で7失点。序盤から大きくリードを許した。

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