「阪神１－２巨人」（２０日、甲子園球場）

　阪神ドラフト１位・佐藤輝（近大）が球団新人歴代２位となる１８号ソロを放った。

　六回２死から近大の先輩・畠の１５２キロ外角直球を、左翼席に運んだ。球団新人では１９８０年の岡田彰布（早大）に並び、田淵幸一（法大）の２２本も射程に捉える一撃。試合後、取材に応じ「（岡田氏は）僕の中では監督をされていた時しか見たことがないんですけど、バッターとしてもすごい方だと思うので、そういった方に並ぶことができたことは非常にうれしいことだと思います」と敬意を込めた。

　近大の先輩・畠から放ったことについては「いい投手なので１本出せて良かったです」とコメント。父の日については「一番応援してくれていて、一番身近で支えてくれているのが父だと思うので、勝ちたかったですけど、個人的に１本打つことができて良かったですし、喜んでくれると思います」と父・博信さんへ感謝を口にした。