阪神ドラ6中野、プロ初の盗塁死 13回目の挑戦で“失敗しない男”ついに

5回、二盗を試みるもアウトとなる阪神・中野拓夢=楽天生命パーク宮城(撮影・田中太一)
5回、二盗を試みるもアウトとなり、座り込む阪神・中野拓夢=楽天生命パーク宮城(撮影・田中太一)
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 「楽天-阪神」(12日、楽天生命パーク宮城)

 “失敗しない男”が失敗した。阪神ドラフト6位の中野拓夢内野手(三菱自動車岡崎)が、プロ入り後初めて盗塁に失敗。追加点の好機をつぶした。

 五回2死一、三塁の場面で一走・中野が果敢にスタート。ここまで12盗塁を記録しながら成功率100%を誇っていたが、捕手・太田の好送球の前に間一髪でタッチアウトの判定が下った。

 際どいタイミングだったことで矢野監督がリクエストしたが、判定は覆らず。13回目の挑戦にして初めての盗塁死となった。

 中野は試合前の時点で、ヤクルト・塩見と並んでリーグトップタイの12盗塁。成功していれば、単独トップとなるところだった。ここまで100%だった成功率も、これで・923となった。

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