阪神・秋山が8回3安打1失点の快投で4勝目 強打のロッテをねじ伏せる
「阪神3-2ロッテ」(26日、甲子園球場)
阪神の先発・秋山が8回3安打1失点、6奪三振で4月30日・広島戦(甲子園)以来となる4勝目を飾った。
初回は荻野を二ゴロ、マーティン、中村奨を中飛と三者凡退に抑えて上々の立ち上がりを見せた。
二回は、1死からレアードの左翼への飛球を遊撃・中野とレフト・サンズがお見合いしてポトリ。不運な形で出塁を許した。続く角中は空振り三振に斬ったが、暴投となり2死二塁。それでも、最後は藤岡を1球で左飛に仕留めて無失点で切り抜けた。
三~七回は1人も走者を許さない圧巻の投球。八回は1死から角中に中越え二塁打を許し、続く藤岡に左前適時打を浴びて1点を失った。それでも、代打・井上は遊撃への併殺打に打ち取った。
ロッテ打線に対して、「チーム打率のいいチームなので、先頭をしっかり切っていけば大事故にはならないと思うので、そこを頑張りたい」と話していた右腕。その通りの投球で106球を投じ、スアレスにマウンドを託した。
打席でもきっちり任務遂行。2度の犠打を成功させ、いずれも得点につながった。七回1死走者なしでは四球で出塁した。