阪神・矢野監督「もったいなかった」スモークに逆転3ランを浴びた伊藤将に

5回、勝ち越し3ランを放ったスモーク(手前)を見る矢野監督(左)=撮影・西岡正
9回、厳しい表情でグラウンドを見る矢野監督(左)=撮影・西岡正
8回、選手交代を告げる矢野監督。左手前は見逃し三振に倒れたロハス(撮影・田中太一)
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 「巨人5-3阪神」(15日、東京ドーム)

 阪神先発のドラフト2位・伊藤将司投手はスモークへの1球に泣いた。一、二回と1点ずつを失ったものの、三、四回は立ち直った。五回も簡単に2死とし、勝利投手の権利は目前。しかし、今季4勝目はそう甘くはなかった。

 丸、岡本和に連打を浴び、打席にはスモークを迎える。フルカウントからだった。カットボールが真ん中に入り、左翼席に運ばれた。まさかの逆転3ランに左腕は悔しそうな表情を浮かべた。

 矢野監督は試合後、「2アウトまでいっての3点なんで。ちょっともったいなかった」と指摘。「もちろんフォアボールも出したくないしというところで、甘くなったのはあるけど、ツーアウトまでいってるしね。今日はちょっと球も高かったし、コントロール的にもちょっと定まっていない感じはあった」と左腕の投球を振り返った。

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