阪神ドラ2伊藤将が痛恨の逆転3ラン被弾 6回今季ワースト5失点で降板
「巨人-阪神」(15日、東京ドーム)
TG通算2000試合のメモリアルゲームに先発した阪神ドラフト2位・伊藤将司投手(25)=JR東日本=が6回を投げ、今季ワーストの9安打5失点を喫して降板した。
痛恨は1点リードの五回だ。2死一、三塁から相対したスモークにフルカウントから投じたスライダーを捉えられ、左翼席へと完璧に運ばれてしまった。ベンチに戻り、悔しさを前面に出していた。
本人も「スモーク選手の場面で一番長打を避けなければならない所でしたが、勝負球が甘く入ってしまい悔やまれる1球となりました。そこをしっかり反省して次回の登板につなげていきたいと思います」と唇を噛んだ。
巨人戦初登板初勝利からの連勝となれば、球団新人では1967年・江夏に並ぶ快挙になったが、達成できず。快投を演じることはできなかった。
六回を投げ終えた後、七回先頭の打席で代打・原口が送られ、交代が告げられた伊藤将。この悔しさをバネに、次回登板では必ず好投で応える。