阪神・熊谷がまた“神走塁”で貢献!全て代走で盗塁成功率100%のスペシャリスト
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「阪神2-1中日」(13日、甲子園球場)
阪神の熊谷がまたしても“神走塁”で勝利に貢献した。
七回2死。代打・原口が四球を選ぶと、代走として起用された。すると、打者・近本の初球に迷わずスタート。この試合までリーグトップの盗塁阻止率・391で、この試合でも2度盗塁を阻止していた中日・木下拓から二盗を決めた。近本が同点適時打を放ち、熊谷は同点のホームを踏んだ。
矢野監督は「そういうのっていい準備ができているのと、勇気もいるし。そういうのもありながらの近本のタイムリーだったので、うちらしい点の取り方ができた。同点という形だけど、それ以上に『いける』っていう気持ちにさせてくれたものだった」と賛辞を惜しまなかった。
熊谷は11日・中日戦(甲子園)でも1点を追う七回2死一塁で代走として起用されると、初球に二盗成功。糸原の適時打へつなげ、同点に貢献した。
今季は5度盗塁を仕掛けて5度成功。全て代走で決めており、足のスペシャリストとしての地位を築きつつある。