阪神・矢野監督「興奮しています」通算300試合目は劇的逆転勝利!通算勝率・540

 7回、阪神・矢野燿大監督は生還した熊谷敬宥を迎える(撮影・山口登)
 8回、阪神・矢野燿大監督はガッツポーズで勝ち越しソロを放ったサンズを迎える(撮影・山口登)
 試合を終え、阪神・矢野燿大監督(中央)は阪神ジェリー・サンズらナインを迎える=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神2-1中日」(13日、甲子園球場)

 通算300試合目のさい配となった一戦を勝利で飾った阪神・矢野監督は、「すごくいい試合で、興奮しています」と満面に笑みを浮かべて試合を振り返った。

 1点を追う七回2死走者なしから同点に追いついた場面には「うちらしい点の取り方ができた」。八回2死でサンズの決勝ソロが飛び出すと、「ホームラン打ってくれという願いながら、ベンチから声を出していた。最高のホームランになったと思います」と声をはずませた。

 引き分けを挟んで3連勝。4カード連続の勝ち越しで、貯金は15となった。14日からは東京ドームで3・5差の2位・巨人との直接対決に臨む。指揮官は「自分たちの野球がこうやってできたっていうことを続けていける方が大事かなと思います」と冷静に話した。

 矢野監督は2019年から指揮を執り、19年は3位、20年は2位。通算300試合で154勝131敗15分け、勝率・540となっている。

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