阪神デーゲーム14連勝 糸井決勝2ラン 佐藤輝決死のヘッスラ 馬場3回無失点で今季初勝利
「DeNA2-3阪神」(9日、横浜スタジアム)
デーゲームで無類の強さを誇る阪神が、DeNA相手に勝利を飾り、これで14連勝(1分けを挟む)として、3カード連続の勝ち越しを決めた。
流れを変えたのは1点を追う五回だった。先頭の佐藤輝がピープルズから四球で出塁。続くサンズが左中間を破る二塁打を放つと、一走・佐藤輝がスピードに乗って本塁にヘッドスライディング。同点の生還を果たした。
なおも無死三塁のチャンスで、打席に入ったのは2試合ぶりのスタメン出場となった糸井。カウント1-1からの142キロ直球を捉えると、打球は右中間スタンドに突き刺さる2号2ランとなり、勝ち越しに成功。三回までパーフェクトに抑えられてきたピープルズをここでノックアウトした。
投手では2番手で登板した馬場の働きが大きかった。3回1失点と奮闘していたガンケルが、何らかのアクシデントがあったのか早期降板。1点ビハインドの四回からマウンドに上がったが、ここから3回を無失点投球。「相手に流れを与えない投球を心掛けていました」と言葉通りの快投で結果を残した。
岩貞、岩崎、スアレスもリードを守り、馬場が今季初勝利を挙げた。
11日からは甲子園での中日戦。カード2戦目の12日からは、上限5000人での有観客試合となる。