阪神・ドラ2伊藤将司 球団新人37年ぶりの開幕から無傷3連勝 84年池田親興以来

 3回、力投する伊藤将(撮影・飯室逸平)
 力投する伊藤将(撮影・高石航平)
 5回、近本のタイムリーで三塁へ向かう伊藤将(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA1-4阪神」(8日、横浜スタジアム)

 先発の阪神ドラフト2位・伊藤将司投手(JR東日本)は、25歳のバースデー登板で8回6安打1失点5奪三振と好投し、今季3勝目を挙げた。球団新人では1984年・池田親興以来、37年ぶりとなる開幕からの無傷3連勝となった。

 初回いきなりピンチを迎えた。先頭・桑原に中前打を許すと、田中俊が送って1死二塁。さらに、遊ゴロに打ち取ったオースティンの当たりをドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)がワンバウンドの悪送球。1死一、二塁となった。それでも、4番・佐野は左飛、牧を一飛に仕留めて難なく切り抜けた。二、三回はいずれも二塁打を浴びたが、後続を断った。

 1点リードの四回はプロ初被弾を喫した。同じルーキーの先頭・牧にカットボールを左翼席に運ばれ、同点とされた。

 それでも、チームは直後に勝ち越しに成功。3点のリードをもらった五回は、先頭の代打・蝦名に中前打を許したが、続く桑原を遊併殺打に打ち取り、最後は田中俊をカーブで見逃し三振に抑えた。

 六回は、1死から佐野に中前打を許したが、前の打席に同点ソロを浴びた牧を三併殺打に仕留めた。七、八回は3人で料理。101球でマウンドを降りた。

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