阪神・矢野監督「点が取れなかったに尽きる」 今季最少タイ3安打じゃ物足りん

 「中日2-1阪神」(27日、バンテリンドーム)

 ゴールデンルーキーが華々しい一発をお見舞いした。だが、阪神の得点は佐藤輝のソロ本塁打のみ。天敵の大野雄を打ち崩すことができず、先制しながらの逆転負けは今季2度目となった。

 「なかなかこっちにリズムを持っていけなかったんで。今日は点を取れなかったというのに尽きると思います」。矢野監督は淡々と振り返った。

 エース攻略は試みた。五回2死から梅野が四球を選ぶと、何度もスタートを切り、けん制球も投げさせて揺さぶる。捕邪飛に終わったが、山本もファウルで粘って8球を投げさせた。

 「ヒット、ヒットはそんなに続かない。1球でも多く投げさせるのもそうやし…。でも、テンポよくいかれる状態になってしまった」。今季最少タイの3安打で、ここまで波に乗れずにいた昨年の沢村賞左腕に今季初勝利を献上してしまった。

 優勝を狙うためには“苦手”は作りたくないところ。敵地で大野雄に黒星をつけたのは13年8月23日の1度だけ。昨季3勝9敗に終わったバンテリンドームもしかりだ。

 「完璧に抑えられて、明日からどう奮起するか。そこは期待している」と井上ヘッド。まだ貯金は10。この敗戦を引きずることなく、2桁貯金を維持していきたい。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス