阪神・藤浪は「大阪のオバチャン弾」!自身の一発に「引いた」1450日ぶり聖地星
「阪神2-0ヤクルト」(16日、甲子園球場)
阪神の藤浪晋太郎投手が打っては決勝点となる1号2ランを放ち、投げては六回途中無失点で今季2勝目。甲子園では1450日ぶりの白星となった。
小林と並んで登場したお立ち台では131メートルの特大弾に「めちゃくちゃ飛びましたね。何とかつなごうと思って打ったのがたまたま入った」と振り返った。この日は虎の表情が大きくプリントされた「ウル虎ユニホーム」で戦ったことを受け「ピッチャーなんで大したこと言えないですけど、大阪のおばちゃんみたいなユニホームを着ているので、何とかしぶとくいってやろうと」と言って球場内を笑わせた。
前回登板時に佐藤輝が横浜スタジアム場外にたたき込んだ「鳩サブレ弾」を放った際のお立ち大で「どん引きです」と語っていたが、自身の一発にも「引きました」と偽らざる心境を明かした。
投げては5四死球を与えるなど制球が安定しなかったが、要所を締めて無失点。六回途中、走者をためて降板したことに「あの回を投げきらないといけなかった」と反省した右腕。それでも「小林さんがカバーしてくれて感謝しきりです。何とかリリーフの方につないでもらって勝ちをつけてもらって感謝しています」と喜びをかみしめていた。