阪神・矢野監督、打倒森下で首位固めや「今俺らがやっている野球を」

 同じ轍(てつ)は踏まない。阪神の矢野燿大監督(52)が12日、広島との甲子園首位攻防初戦を前に打倒・森下を誓った。

 前回の対戦は3月30日のマツダ。ヤクルトとの開幕カード3連勝を決めた勢いで敵地に乗り込むも、森下の前に6回1安打と打線が沈黙し、完封負けを喫した。翌2戦目も敗れる連敗で、一回り目の対戦で唯一のカード負け越しとなった。

 今回は同じくDeNA相手に横浜で3連勝を決めた後の対戦。しかも2・5ゲーム差で迎える首位決戦だ。「対策はもちろんしている。でも対策したからって、いいピッチャーを相手にそんなにすぐ結果っていうのはね。だからこそ今俺らがやっている野球をやらなアカン」と言い切る。

 その発言は『今俺らがやっている野球』に手応えがあるからこそだ。「そんなに簡単にヒットでつながるピッチャーではないんでね。1個でも先の塁を狙っていくとか、1球でも多く投げさせるとか。一人じゃなくて、みんなで束でかかっていく」と力を込めた。

 一回りの対戦を終えて、矢野政権最多タイの貯金7で首位を快走中。少ないチャンスをものにして自慢の投手継投で逃げ切る。各自がそれぞれの持ち場で力を発揮する、これまで同様の“全員野球”で森下を攻略してみせる。

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