阪神・藤浪 親指「大丈夫」ブルペンで80球 19日・オリックス戦で裂傷も問題なし

 ヤクルトとの開幕戦(26日・神宮)に先発する阪神・藤浪晋太郎投手(26)が24日、鳴尾浜のブルペンで約80球を投げ込んだ。オープン戦最終登板となった19日・オリックス戦で右手親指を裂傷した影響から、予定イニングを消化できず降板。一抹の不安があったが、問題がないことを証明した。

 患部は「ちょっとまだ治りきっていない」と言うものの、開幕戦の舞台に上がることには「大丈夫です」とキッパリ。見守った矢野監督も「全然、腕も振れている。普通に投げられているから問題ないかなと思う」とホッと胸をなで下ろした。

 ツバメ打線封じへ、ポイントの一つは「いいバッター」と評す村上の前に「ランナーをためない」こと。昨季は2本塁打を浴びるなど対戦打率・444と打ち込まれた。「余計なフォアボールや無駄な球を少なくしたい」と打者有利の敵地で大量失点を防げば、勝利への道筋が見える。

 開幕投手という人生初の大役が間近に迫る。藤浪は「ちょっとでもお客さんに楽しんでもらえれば。できれば完投したいけど、1イニング、1イニング、丁寧に」と力を込めた。重圧を力に変え、目指すは虎党が胸躍るパフォーマンス。その準備は着々と進んでいる。

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