阪神、頼もし若手がG倒 先発及川4回無失点、佐藤輝はキング4号決勝ソロ

 4回、佐藤輝は左越えにソロを放つ(撮影・山口登)
 4回、左翼ポール際の打球を見ながらダイヤモンドを回る佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 4回、左越えへソロを放ち、スタンドの拍手を背にゆっくりと三塁へ走る佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神1-0巨人」(14日、甲子園球場)

 阪神が、若手の奮闘で今季初となる伝統の一戦を制した。1軍デビュー戦となった先発・及川は4回1安打無失点と好投。攻撃陣は、注目のドラフト1位・佐藤輝(近大)が、オープン戦第4号を放ち先制した。

 まずは、高卒2年目左腕・及川が流れを作った。初回、先頭・若林を直球で右飛に仕留めると、続く北村も143キロの真っすぐで右飛に打ち取った。3番・梶谷は左飛。上々の立ち上がりでスタートした。

 二回も安定した投球を披露。主砲・岡本を145キロ直球で詰まらせて右飛に抑えた。続く丸は1球で遊ゴロ。最後は中島を143キロ真っすぐで右飛に料理して三者凡退で切り上げた。四回は長打と四球で無死一、二塁としたが、後続を断ち切って得点を許さず。成長した姿を見せつけた。

 打線は、この日もドラフト1位・佐藤輝が奮闘。両軍無得点の四回だ。2死走者なしで打席を迎えると、高橋の143キロ直球を捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼ポール際へ。そのまま、レフトスタンドに吸い込まれ、ファウルの判定もリプレー検証で覆り本塁打。先制点を奪った。

 宿敵相手に痛快な一発。「ツーアウトでしたが、甘く入ってきたボールを上手く捉えることができました。伝統の一戦と呼ばれる巨人戦で打つことができて良かったですし、これからももっと打つことができるように頑張ります」。この一発で12球団トップの4本塁打となった。

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