阪神・ドラ1佐藤輝 本気の中日・大野雄を撃つ 打率4割超の実力、虎の天敵に腕試し

 「阪神春季キャンプ」(26日、宜野座)

 阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21)=近大=が、27日の練習試合・中日戦(北谷)で大野雄相手に腕試しをする。この日のフリー打撃では柵越え1本に終わるなど、キャンプ最終盤に疲労がにじむ。それでも21日の同・広島戦で昨季新人王の広島・森下から二塁打を放った怪物ルーキーは、昨年の沢村賞左腕からも快音を奏でる。

 佐藤輝VS大野雄-。黄金ルーキーと球界を代表する左腕が沖縄で初激突する。相手にとって不足はない。決戦前日、背番号8は直接対決に胸を躍らせた。

 「いつも通り特別変えることなくいきたい。セ・リーグでも一番いいくらいのピッチャーだと思うので、頑張りたいと思います」

 相対する大野雄は黄金ルーキーに敵意をむき出しにした。「楽しみじゃないですよ。打たれたら『大野から打った』と書かれるのは僕だけなので。ワクワクは全くない。シーズンのためにどんな感じで打ってくるのかは、マウンドで感じながら投げたい」と闘志全開だ。

 大野雄とは開幕3カード目の初戦、4月2日(京セラ)に激突する可能性が高い。昨季は対戦防御率1・51と苦しめられてきたサウスポー。井上ヘッドコーチは沢村賞投手が織りなす投球術を今のうちに勉強してほしいと切に願う。

 「こういう間合い、球種を投げるんだなというような。初めて会う選手にしてみたら、ある意味予習を求めます」

 佐藤輝は大学時代から大野雄の投球動画を見て“予習”していた。「全てがハイレベル。ツーシームですかね?それがすごいなと思います」。一線級投手の球の軌道に衝撃を受けた。研究したイメージの球筋を打席の中で、すり合わせていく。

 キャンプは最終クールに突入し、疲労感が垣間見えてきた。この日のフリー打撃では、55スイングで柵越えは1本。午後の三塁位置での特守では足がもたつき、疲弊の色が濃くなっていた。それでも試合になれば本領を発揮するのが佐藤輝。広島・森下から二塁打を放った男が次は、沢村賞左腕撃ちに挑戦する。

 大野雄を攻略することができれば、勝利に近づくことは間違いない。「今年は(大野雄に)勝てるように僕も頑張って打ちたいと思います」と力を込めた佐藤輝。前哨戦となる一戦で宿敵を打ち砕く。

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