阪神2軍が三菱倉敷に勝利 熊谷が3戦連続マルチ「貪欲に結果にこだわる」

8回、熊谷は適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
5回裏阪神無死、高寺望夢は投前内野安打を放つ=安芸(撮影・佐々木彰尚)
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 「2軍練習試合、阪神4-0三菱自動車倉敷オーシャンズ」(21日、安芸市営球場)

 阪神は熊谷が今秋ドラフト上位候補の右腕・広畑から適時打を放つなど4打数2安打1打点の活躍。投手陣も無失点リレーで勝利を収めた。

 先発の浜地は4回1安打投球。前回登板した13日の練習試合・四国銀行戦に続き無失点に抑えた。ただ、本人は満足していない。初回、先頭の竹井を空振り三振に斬ったものの、その後は打たせてとる投球。「空振りをとれなかった。ファールになっているのも良くない」と直球のキレを課題に挙げた。

 打撃では、3番・熊谷が3試合連続となるマルチ安打をマーク。八回には、広畑の142キロの直球を捉え中前に運んだ。本人は「アピールしていかないといけない立場。貪欲に結果にこだわって、良いアピールができれば」と意気込んだ。

 ドラフト7位・高寺(上田西)は、五回に内野安打を放ち、3試合連続安打を記録した。

 プロと初対戦の広畑は、スカウトのスピードガンで最速150キロを計測。3回2安打2失点で「甘い球を投げたら打たれるんだな」とプロのレベルの高さを痛感した。

2023-11-05
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