阪神・ドラ1佐藤輝 実戦“初本塁打”予告「まずはしっかりバットを振って」

 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=がキャンプ休日の5日、球団広報を通じて取材に応じ、第2クール中の実戦の“初本塁打”を予告した。自慢の長打力で矢野監督に存在感を示し、発案者の指揮官が毎日選出する「カッコイイ大賞」に選ばれる活躍を目指す。

 初のキャンプ休日。佐藤輝は同期入団の新人5人選手と沖縄・残波岬のビーチを散歩し、身も心もリフレッシュした。2度の実戦が組まれている第2クールでの“初アーチ”へ気持ちを新たにした。

 「実戦がどんどん入ってくると思うので、まずはしっかりバットを振って、そこからヒットだったり、ホームランを打てるようにしていきたいです」

 4日の紅白戦では「1番・左翼」で出場。豪快なフルスイングを見せたが、3打数無安打に終わった。第2クールは7日に紅白戦、9日に初の対外試合・日本ハム戦(宜野座)が行われるだけに、今度は快音を響かせたいところだ。

 第1クールを振り返り、「プロの練習量はすごいな」。宜野座では刺激的な日々を過ごしている。井上ヘッドコーチからは「下半身で打て」という指導を受け、軸足となる左足の使い方を意識しながら、打撃練習に励んでいる。「確率良く打つことをもっと上げていくため、コーチからの指導を聞いてしっかりやっていきたい」と良化を目指す。

 新しい経験が多い中でも、矢野監督から直接掛けられた言葉を大切にしている。「監督がいつも言われている『カッコよくプレーする』ということ。全力疾走だったり、声だったりを大切にしっかりしていきたい」。今後も指揮官からの教えを忘れず、全力を出し切ってアピールを狙う。

 質問に答える途中、佐藤輝はエメラルドグリーンの美ら海に目をやった。「めっちゃきれいっすね。将来、ここに住みたいなと思いました。(引退後は)移住っすね」。南国の海風を浴びながら、沖縄移住計画を語った。

 実現するにはプロで大成する必要がある。スタートラインを切ったばかりの黄金ルーキー。「カッコイイ大賞」を発案している矢野監督をうならせるアーチを描く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス