阪神ドラ7高寺「打ち損じが多かった」と反省も見せた高いポテンシャル

 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、安芸)

 阪神の2軍キャンプは小雨も降り、冷たい風も吹く中、初日を終えた。新人のドラフト5位・村上頌樹投手(22)=東洋大=と同7位・高寺望夢内野手(18)は初日を振り返り、「疲れました」と初の環境で力を使い切った様子だ。

 村上はキャンプ初日からブルペン入り。捕手を立たせたまま、直球のみを31球投じた。次回からは捕手を座らせる予定だ。

 高寺はプロ入り後、初となる屋外でのフリー打撃。バッティング投手、カーブマシン、直球マシンの3ゲージで106スイング中、安打性は18本だった。

 「打ち損じが多かった」と反省。ただ、フェンス直撃の打球も飛ばすなど、高いポテンシャルを見せつけた。「まだ完全には慣れてないですけど、徐々に慣れていけるようにしたいです」と緊張の初日を終えた。

 また、育成ドラフト1位・岩田将貴投手(22)=九産大=は大学3年時に受けたトミー・ジョン手術のため、別メニュー調整となった。

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