阪神・加治屋 新天地で再スタート あいさつ代わりの熱投36球

 ブルペンで力投する加治屋
 ノックの合間に笑顔を見せる(左から)谷川、加治屋、岩崎、岩貞
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 新天地にかける覚悟がヒシヒシと伝わってきた。ソフトバンクから移籍の阪神・加治屋蓮投手(29)が29日、藤浪、谷川らとブルペンに一番乗り。同学年の原口とコンビを組み、あいさつ代わりの熱投を披露した。

 持ち味の直球を軸に、スライダーなど変化球も交えて36球。「ボールの強さとか納得のいくものではなかったけど、これから頻度を増やして調整していきたい」。自己評価はやや辛めだが、復活を印象づけるには十分な沖縄での“初投げ”となった。

 ナインとともに、スローガン「挑・超・頂-挑む超える頂へ-」Tシャツに袖を通し、積極的にコミュニケーションを図った。チームには岩貞、秋山ら91年生まれの選手が数多く在籍。ランニングやノックでは笑みも見られた。

 「気持ち良く、新鮮な気持ちでできた。タイガースの流れとか雰囲気も感じることができて良かったと思います。みんな楽しくやっているので、溶け込みやすいですね」

 先乗り自主トレ初日を終え、練習後は充実の表情だ。ソフトバンク時代は18年に72試合登板。右肩を痛め19年30試合、昨季も6試合登板にとどまり戦力外となったが、矢野監督からセットアッパー候補と期待される。復活を目指す剛腕が上々の再スタートを切った。

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