阪神・西純 フェニックスL開幕星!力投5回2/3を2失点7奪三振
「フェニックス・リーグ、西武4-5阪神」(8日、南郷スタジアム)
「第17回みやざきフェニックス・リーグ」が8日、宮崎県内で開幕した。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で韓国球団の参加は見送られ、国内12球団によって29日まで開催される。
みやざきフェニックス・リーグの開幕投手を任せられた阪神・西純が、5回2/3を2安打2失点で勝ち星をつかんだ。7三振を奪う力強い投球。一方で与四球4で球数が増えたことを悔やんだ。
初回は見事な立ち上がりを見せた。1死から森越、高木を連続三振で三者凡退。二回以降は毎回走者を背負ったが要所を締め、五回まで無失点。球数が増え、六回1死一、二塁から4番・岸を三振に斬ったところで降板。2番手・石井が連打を浴び2失点となった。
この日、平田2軍監督は「追い込んだら全部三振を取りにいけ」と指令を出していた。それに応える7奪三振。特に評価したのは最後に岸から奪った空振り三振だ。「最後の一人は何が何でも三振取れって言ったら、三振を取った」と指揮官にも成長を感じさせた。
西純も「狙って三振を取れたのが良かった」と手応え十分。ただ、六回途中までで106球を要した。「フォアボールが四つで球数も多かったので、次はそういうところをしっかりやっていきたい」と反省を忘れない。来季を飛躍の一年にすべく、宮崎の地で課題克服に取り組み、成長を遂げる。
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