阪神 V逸も個人タイトルへ!大山、近本、西勇、スアレス 猛虎ラストスパートだ!

 セ・パ共に熾烈(しれつ)なタイトル争いは佳境に入ってきた。各球団とも今季残り10試合を切った中、阪神勢も“賞レース”を賑(にぎ)わす。大山は本塁打と打点の両部門で岡本(巨人)、村上(ヤクルト)らとしのぎを削る。近本は2年連続の盗塁王へ視界良好だ。投手部門では既にスアレスが自身来日初となる最多セーブをほぼ確実にし、西勇も防御率で3位につけている。

 最後まで目が離せない。まさに大混戦の様相を呈しているタイトル争い。セ・リーグ本塁打部門では29本でトップの岡本を同僚の丸が2本差、大山と村上が3本差で追う。中でも丸は10月月間本塁打数が10本。同月は村上7本、岡本5本、大山が4本だったことから、勢いという点で丸に分があるか。

 打点部門も岡本が89打点でトップ。次いで村上が83打点、大山とビシエドが82打点で続く。阪神は3日から甲子園でヤクルト3連戦。大山の今季ヤクルト戦は20試合で1本塁打10打点と苦手にする。ライバル・村上の前でタイトル争いをさらに加熱させる打撃を発揮できるか注目だ。

 一方、タイトルをほぼ手中に収めている猛虎勢もいる。現在、近本がリーグトップの30盗塁。2位・増田大(巨人)の23盗塁に大差をつけ、独走状態だ。近本の盗塁成功率は昨季・706だったが、今季は・811に上昇。自慢の足に磨きがかかっている。

 投手部門はスアレスが24セーブでトップを走る。21セーブで2位につける中日のR・マルティネスが21日に抹消されたことで、来日初のタイトルとなるセーブ王はほぼ確定。球団では17年・ドリス(37セーブ)以来、6人目となるセーブ王となる。西勇も防御率3位でさらに上位をうかがう。

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