阪神・矢野監督、選手間競争歓迎 木浪の一発に小幡の影「ライバル意識に火が付いた」

8回途中、選手交代を告げにベンチを出る阪神・矢野監督=甲子園(撮影・北村雅宏)
2回、先制ソロを放った阪神・木浪はガッツポーズをしながら本塁へ走る=甲子園(撮影・田中太一)
2回、先制となるソロを放つ阪神・木浪=甲子園(撮影・北村雅宏)
3枚

 「阪神4-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神は負けるか、巨人の勝利でリーグ優勝の可能性が完全に消滅する一戦で、接戦の末、勝利。貯金3とし、2位中日とのゲーム差を2とした。コロナ禍の中で離脱していた木浪が先制ソロ。復帰2試合連続でマルチ安打を記録した。

 矢野監督は「ああいうパンチというのを聖也自身も持っていますし。あの後もヒットも出ましたたしね。今日の打撃内容は良かった」と評価した。

 木浪の離脱中には小幡が台頭。スタメンで出場してきた。矢野監督は「(小幡)竜平が出てきて、ライバル意識というかそういうものに火が付いてきている。それがいい影響になっているかなと思います」と競争激化による相乗効果を歓迎した。

 「ずっと競争はあるんでね。そういうところで竜平(小幡)がでてきたってところで、聖也も安心できない形ができてるし。竜平も聖也が来るまでは頭からでていたのに今はベンチっていう形でね。また出たいっていう悔しい形になっているし。チームとしてやっぱりそういう形になっていかないと良くないんでね。そういう意味では聖也の意地っていうかそういうのが出たんかな」と今後のアピール合戦を期待していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス