阪神、木浪が先制3号ソロ「まだまだ序盤、もっと援護」コロナ禍から復帰2戦目で一発

2回、中日・福谷(手前)から先制ソロを放つ阪神・木浪=甲子園(撮影・高部洋祐)
2回、先制ソロを放った阪神・木浪はガッツポーズをしながら本塁へ走る=甲子園(撮影・田中太一)
2回、先制となるソロを放つ阪神・木浪=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-中日」(27日、甲子園球場)

 阪神・木浪が会心の一発を放った。二回先頭で打席に立つと、カウント1-1から中日の先発・福谷が投じた内角のスライダーを強振。完璧に捉えた打球は、阪神ファンの待つ右翼席ポール際へ飛び込んだ。

 コロナ騒動で一時期1軍を離れていた木浪は、10月25日に1軍登録。復帰2戦目で、7月28日のヤクルト戦(神宮)以来となる、今季3号。初回に2死満塁までチャンスを広げながらも無得点に終わった、嫌なムードを一掃してみせた。

 「先制点を取りたいと思っていたので、なんとか塁に出たいという気持ちで打席に入りました。それがああいった結果になって良かったですし、ヤギさん(青柳)を少しでも楽にできたかなと思います。まだまだ序盤なので、もっと援護できるように頑張ります」と、二回には守備でも好プレーを見せた木浪は振り返った。

 なおこの日、阪神が負けるか、巨人の勝利で矢野阪神のリーグ優勝の可能性が完全に消滅する。

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