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阪神・矢野監督、黄金ドラ1当てた!佐藤は外野起用方針、大山とのキング争い期待

 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 阪神の矢野燿大監督(51)が26日、ドラフト1位指名で4球団競合の末、大学生No.1スラッガーの近大・佐藤を引き当てた。自身のクジ3連敗を止めると、力強い「矢野ガッツ」を決めた。興奮で声を上ずらせ、将来は日本を代表するスラッガーに成長することを願った。

 手の震えを抑えながら、最後に封筒を開けた。すでに落胆していた3人の姿すら目に入らない。矢野監督は祈りながら紙を開いた。目に飛び込んできた「交渉権確定」。右拳を突き上げ、「矢野ガッツ」を決めた。

 「めちゃめちゃドキドキしたし、緊張もした。直感を信じて、結果的に引き当てられたので。興奮している」。佐藤とつながった運命の糸に、胸の高鳴りを抑え切れなかった。

 新型コロナウイルスの影響で、例年とは違うドラフトとなった。開始時は別室で待機。12球団の1位指名選手が出そろった後に、抽選部屋へ移動した。

 オリックス・福良GM、ソフトバンク・工藤監督、巨人・原監督と並び、福良GMに続いて2番目に抽選へ。右手を抽選箱に入れると、別の封筒が手に当たったが、直感で次の封筒を手にした。

 右拳を突き上げると、球団幹部が待機していた別室からも歓声が響く。自身のクジを“3連敗”でストップ。「ホッとしたのと、すごく興奮して。よう分からん(笑い)」。終始、声は弾んでいた。

 25日のスカウト会議では、1位指名選手を決めなかった。「スケールの大きな打者は毎年、毎年出てくるものじゃない。パワーはプロでも上のクラス。浜風にも負けない本塁打を打てる」。関西学生野球リーグ新記録となる通算14本塁打を放った長打力を評価し、佐藤の指名に至った。

 佐藤は三塁と外野を守れる。ただ、阪神には大山がいるため、矢野監督は外野で起用する方針だ。「うちにハマるのであれば、外野になってくる。外野をずっとやっていたしね」。将来は、現在リーグ本塁打王・大山との切磋琢磨(せっさたくま)を願う。

 「(大山と)球団内でホームラン王争いをしてもらって。その先は日本を代表する打者になれる素材。未来像を考えるとやっぱりワクワクするね」

 ドラフトでは支配下8人、育成1人の計9人を指名。「かなり100点に近い」。佐藤との縁が、理想的な指名へとつながった。

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