阪神・スアレス 兄と初共演1回0封 外国人兄弟では日本球界初

 19日に登板し力投する阪神のロベルト・スアレス(左)とヤクルトのアルバート・スアレス
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 「阪神1-1ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 同点の九回にマウンドに上がった阪神・スアレスが、先頭の村上を160キロ直球で空振り三振に斬る。前夜には1点差に迫られる適時二塁打を浴びたヤクルトの4番に対して、すぐさま借りを返した。続く坂口を二ゴロに仕留め、山崎は159キロ直球で3球三振。打者3人でピシャリと抑えた。

 15日の中日戦で逆転サヨナラ3ランを浴び、今季初被弾&初黒星を喫するなど、今月は6試合中3試合で失点を許していた。それだけに「セーブは付かない場面だったけど、自分の仕事ができた」と満足そうに振り返った。

 ヤクルトは兄のアルバート・スアレスが先発。ここまで阪神戦で2度登板したが、弟の出番はなく、外国人兄弟では日本球界初となる同一試合登板となった。

 「お兄さんもいいピッチングをしていたし、自分もいい仕事ができた。われわれにとっては大きな一日になったし、楽しく熱い試合になった」。21セーブで並ぶ中日のR・マルティネスとのタイトル争いが続く中、この日は思い出深い登板となったようだ。

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