阪神逆転勝ち!大山決勝弾25号でG岡本に並ぶ 藤浪-スアレスで1点死守

9回、20セーブ目を挙げたスアレス(右)と勝利を喜び合う25号本塁打を放った大山(左奥)
5回、勝ち越しの25号2ランを放つ阪神・大山
 5回、勝ち越しの25号2ランを放つ大山(撮影・飯室逸平)
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 「阪神4-3DeNA」(11日、甲子園球場)

 阪神が4番の一発で逆転勝ちを収めた。1点を追う五回。大山が巨人岡本に並ぶ25号逆転2ランを放った。阪神選手のシーズン25本塁打は2014年ゴメス以来。日本選手では10年城島以来。球団生え抜きでは05年今岡以来15年ぶり。3位DeNAとゲーム差は再び「3」に広がった。

 打線は0-1の二回、無死二塁からサンズが中前へ同点打。さらに無死一、三塁から梅野の飛球を右翼手オースティンが落球した。記録は犠飛と失策となり、2-1とした。

 ハイライトは五回。1死一塁から大山が先発上茶谷のスライダーを捉え、左中間スタンドへ突き刺した。岡本が8日・DeNA戦で25号を放ち、1本差となっていたが、値千金の一発で追いついた。

 先発・秋山は7勝目をゲット。二回、佐野に先制ソロ、2-1の四回はオースティンに同点ソロを被弾。五回にもロペスに一時勝ち越しソロを浴びたが、5回1/3を6安打3失点と粘投。4-3の六回1死。ソトを迎えたところで降板となった。

 リリーフ陣も好救援だ。六回1死から登板した桑原はソト、オースティンを抑え、2019年4月17日・ヤクルト戦(神宮)以来のホールドを記録した。

 3番手・藤浪は八回に登板。連投となったが、160キロを2度マークするなど、三者凡退に抑えた。

 九回は守護神スアレスが登板。移籍1年目で節目の20セーブ目を挙げた。

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