阪神・藤浪 2戦連続0封!オール直球勝負で宮崎&ソト斬り

 8回、走者を出しながらも無失点に抑える藤浪
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 「阪神3-5DeNA」(10日、甲子園球場)

 見どころを求めたスタンドが、阪神・藤浪の登場に沸き立った。抑えて歓声、ピンチで激励。1球、1球に球場が熱を帯びた。2点リードされた展開で登板し、1回を無安打無失点。2四球でピンチを背負ったが、2戦連続の0封で見せ場を作った。

 出番は八回。ビハインドでの登板に矢野監督は「間隔も空いている。早めにいった」と説明。オール直球勝負で宮崎、ソトを抑えたが、大和との対戦で突如制球を乱した。四球で歩かせると、高城の初球に二盗を許した。

 グラブを右手でたたいて悔しがる。結局、ストレートの四球を与え一、二塁とした。タイムで一呼吸置き、続く代打・楠本との対戦。1ボールからの2球目、157キロで中飛に抑えた。この日の最速は159キロ。三回から七回まで続いた失点の流れを食い止めた。

 「走者を出したけど何とか、0点で抑えることができてよかった」と藤浪。3失点した4日の巨人戦以来、久々の甲子園で意地の16球だった。敗戦の中で光った存在感。球場に響いた歓声と激励を次戦の糧にしたい。

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