阪神・矢野監督「練習するしかない」攻守で課題露呈 逆転負けで4位と2差

 DeNAに逆転負けを喫し、スタンドのファンにあいさつする阪神・矢野監督(撮影・田中太一)
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 「阪神3-5DeNA」(10日、甲子園球場)

 阪神が痛恨の逆転負けでカード初戦を落とした。

 甲子園にため息が響く。北條、小幡が失策を犯し、両リーグワーストの67失策。小幡の失策は失点につながり、またも課題を露呈した。

 攻撃もチグハグ。初回は2点を先制したが、二回の無死満塁を逃し、流れを明け渡した。その後もバントミス、盗塁死とリズムが悪く、再逆転のチャンスは生まれなかった。

 矢野監督は「攻撃のところでね、取れるときにやっぱり点を取らないとっていう」と語り、「守りのミスもありましたし、流れがこっちに来るようなゲームにできなかったですね」と振り返った。

 新型コロナウイルスの大量感染で、主力が離脱。小幡ら若手が出場機会を得ている状況で、指揮官は「練習はみんなしてますし、メンバーも今いないような状況の中でみんな前向いてやってくれているので。練習するしかないです」と言葉をつないだ。

 再びBクラス転落の危機に陥っている。

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