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阪神 近大・佐藤と面談「子供に夢を与えられる選手に」熱い目標に虎スカウト好評価

 面談を終えた阪神・渡辺スカウト(左)と近大・佐藤
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 阪神・渡辺亮スカウト(38)が30日、奈良県生駒市内の近大グラウンドを訪れ、今秋ドラフト1位候補に挙げている近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)と面談を行った。約15分間、佐藤はプロ入り後に夢を与えられる選手を目標に掲げ、渡辺スカウトも賛同。改めてスケールの大きさを評価した。面談を行ったのは阪神が5球団目だが、マイペースな内面にも好印象を抱き、さらに評価を高めた時間となった。

 グラウンドに隣接する一室で、渡辺スカウトが佐藤と膝と膝をつき合わせた。時間は約15分。佐藤は「(聞きたかったことは)特になかったです」と振り返ったが、プロ入り後に描く理想像に話題が及ぶと、渡辺スカウトに熱い思いを伝えたという。

 「(プロで)しっかり活躍して子供に夢を与えられるような選手になりたいですね、というようなことを(話した)」

 プロの世界に入ることがゴールではなく、そこで何ができるか。子供に夢を与えられる選手-と言ってもさまざまだが、スター選手としてプレーで示すことが一つの形。その掲げる目標は、十分に実現可能だと渡辺スカウトは太鼓判を押す。

 「それぐらいの選手なので。それができる選手なので、ここにも来ているので。スケールの大きさとかにも魅力を感じるので」

 走攻守のすべてがトップレベルでスター性も十分。阪神はここまで近大のリーグ戦6試合すべてを視察。渡辺スカウトは面談を振り返り「マイペースというか。田中監督も言われてましたが『スカウトとかが来てもそこまで張り切ってやるとかもない』ということで。自分を持っていて周りの目を気にせず野球に集中できる」と内面にも好印象を抱いた。

 また、佐藤はお膝元の兵庫県西宮市出身で、小学6年時にはタイガースジュニアでプレー。佐藤は「(地元という意味で)なじみはあるので。(面談で)タイガースジュニアの話も出ましたけど、そこの話は広がってないですね」と笑顔で明かしたが、タテジマと縁のある選手だ。

 阪神がどう評価しているかについては「それは言ってないです」と渡辺スカウト。「12球団OK」の姿勢の佐藤に対し、ドラフト1位候補に挙げる巨人も近日中に面談予定となっている。先週にはソフトバンク・城島健司球団会長付特別アドバイザーも福岡から練習の視察に出向いていた。他球団の注目もさらに高まる中、阪神も負けじと金の卵を追い続けていく。

 ◆佐藤 輝明(さとう・てるあき)1999年3月13日生まれ。21歳。兵庫県西宮市出身。187センチ、94キロ。右投げ左打ち。内野手。甲東小1年時に軟式の「甲東ブルーサンダース」で野球を始め、6年時にはタイガースジュニアでプレー。仁川学院では甲子園の出場経験はなし。近大では1年春から出場し、2年夏には日米大学野球に出場。同年秋にリーグMVPを獲得。リーグ通算12本塁打。遠投100メートル、50メートル走6秒0。

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