阪神4連勝!陽川値千金の決勝弾!藤浪KOもチーム一丸で逆転勝利 広島借金10

8回、勝ち越しソロを放って生還し笑顔を見せる阪神・陽川=甲子園(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神7-6広島」(13日、甲子園球場)

 阪神が接戦を制して4連勝を飾った。

 同点の八回。途中出場の陽川が決勝点となる3号ソロを放ち勝ち越した。投げては守護神・スアレスが1回1/3を無失点に抑えて2勝目をマーク。広島は3連敗で、7年ぶりの借金10となった。

 何度も振り出しに戻った試合。3点を追う初回、糸原とボーアの適時打で1点差とした。さらに1点ビハインドの三回にも、糸原、ボーアに2打席連続となる適時打が生まれ、逆転に成功。試合をひっくり返した。

 1点を追う六回には“キナチカ”で再び同点に追いついた。

 先頭の木浪がケムナから左翼フェンス直撃の三塁打で出塁。1死三塁で近本は、ボテボテの三ゴロだったが、その間に三走・木浪が同点の本塁に生還した。

 6-6の七回は、四球と安打で1死二、三塁の好機を作った。

 先発の藤浪は3回を1/3を投げて5安打5失点。2017年4月27日・DeNA戦以来、1235日ぶりの甲子園白星はまたしてもお預けとなった。

 「初回につまずいてしまい、その後はなんとか粘りたいと思い投げていましたが、野手の方が逆転してくれた中で、早い回で降板してしまい申し訳ないです」

 初回、鈴木誠に先制3ランを被弾。二回、三回は無失点に抑えたが、2点リードの四回1死満塁のピンチを背負ったところで、無念の降板となった。

 15日からは敵地の東京ドームで首位・巨人との3連戦。切り替え、宿敵撃破に臨む。

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