阪神・藤浪、三者凡退の立ち上がり 降雨による1時間2分遅れの開始も影響なし

力投する阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・北村雅宏)
先発し、力投する阪神・藤浪=甲子園(撮影・田中太一)
先発し、力投する阪神・藤浪=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神-巨人」(5日、甲子園球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が、初回を三者凡退に抑えて好スタートを切った。

 試合前に降った大雨の影響で、1時間2分と大幅に遅れて試合開始。それでも影響を感じさせることなく、先頭の坂本を153キロの直球で中飛びに抑える。続く松原にはオール直球勝負。2-2から154キロで遊ゴロに抑えた。

 さらに、3番の亀井は変化球2球で追い込むと、2-2から6球目。135キロのカットボールで二ゴロに抑えた。

 巨人戦での勝利となれば、2016年4月5日(東京ドーム)以来、1614日ぶり。甲子園勝利は2017年4月27日のDeNA戦以来、実に1227日ぶりとなる。試合前には「しっかり点を取りにくるチームなので。ピンチの場面でも、粘り負けないように」と気合を入れていた。

 この4連戦中に自力優勝の可能性が、消滅することはなくなった。ただ、首位巨人とのゲーム差は6・5。逆転優勝に望みをつなぐため、負けられない戦いが続いている。連勝に向けてまずは好スタートを切った。

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