阪神ナインに響いた球児のエール 矢野監督「辞めるということは冒頭くらい」

9回、サンズはサヨナラソロを放ち矢野監督(中央)はジャンプし喜ぶ
9回、サヨナラ本塁打を放った阪神・サンズは矢野監督に迎えられる(撮影・田中太一)
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 「阪神2-1ヤクルト」(1日、甲子園球場)

 阪神の矢野監督はこの日の試合前に今季限りで引退する藤川からエールを送られたことを明かした。

 チームはサンズのサヨナラ本塁打で劇的な勝利を収め3連勝となり2位浮上。宿敵・巨人を倒すためにもこの日から始まった13連戦は負けられない戦いが続く。

 そんな中、この日、引退会見を行った藤川。会見後、クラブハウスにチームメートを集めエールを送ったという。矢野監督は「自分が辞めるということは冒頭ぐらいで。あとは何とかこの位置(順位)にいるし、もちろん上にいけるというね」とチームに発奮を促してくれたことを明かした。

 さらに「チームを鼓舞するというか、自分もやれることは精いっぱいやっていくという話をしてくれた」と9月中に1軍昇格を目指す藤川もチームのためにもちろん全力を尽くす。

 最後に「ちょうど後半のスタートになったんで。みんなにはしっかり届いた話があったんで。それは良かった。助かってます」とベテラン右腕に感謝の思いを語った。

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