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阪神・藤浪、遠い初星 4四球にスッポ抜け…今季ワースト6失点KO「申し訳ない」

 「阪神0-6広島」(14日、京セラドーム大阪)

 今季初勝利が遠い。阪神・藤浪晋太郎投手(26)が今季4度目の先発マウンドに上がったが、初回に3点を奪われるなど6回8安打4四球6失点の乱調で4戦全敗となった。広島・長野の頭部付近への抜け球が出るなど、またしても制球難の顔が出た。復活は…遠い。

 コロナ禍で大声での応援自粛を求められるファンも、思わずマウンドに声援を送った。「藤浪、頑張れ」、「勝ってくれ」。焦りか、相性か。強い思いとは裏腹に、直球をことごとく打たれた。制球を乱すなど今季ワーストの6失点で、今季初登板から4戦全敗。初勝利が遠い。

 「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出はなをくじかれてバタバタしてしまいました」。降板後に振り返った言葉通り、初回の投球が勝敗を色濃く分けた。先頭の西川に初球の152キロ直球を中前に運ばれる。さらに羽月にも直球を痛打され、左前打で一、二塁となった。

 さらに長野には一、二塁間に、鋭い打球をはじき返された。植田が横っ跳びの好捕で救ったが、続く鈴木誠に左前適時打を浴びて先制点を失う。さらに松山にはこの日最速の155キロを左中間に運ばれて3失点。4安打中3本が直球を狙い打たれたもの。今季初の初回失点が試合を重たくさせた。

 ローテを再編した関係で、中8日で迎えたマウンド。広島とは7月23日以来の再戦だったが、初回の力みが以降も悪循環を生んだ。三回は、先頭・長野の頭部付近にスッポ抜ける球もあり、四球を端緒に失点。六回は2死二塁から、田中広を申告敬遠で歩かせた後、森下に2点適時二塁打を浴びた。

 「自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」

 悔いを残す投球に自責の言葉が並ぶ。矢野監督も「初回の3失点は重たい」とし、期待の右腕には自覚も促した。「自分が(チームを)勝たすっていうのも必要」。打線の援護にも恵まれない中でも、勝利を導く内容を求めた。試合後にもスタンドからは「藤浪、頑張れ」の声援が飛んだ。課題と反省を糧に、エールを力にして、登板5戦目の初勝利で応えたい。

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