ファンに生の声を…阪神・高橋が異例の試合中インタビュー NPBにも許可

打球を追う阪神・高橋遥人=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神11-0巨人」(6日、甲子園球場)

 テレビ中継中に、7回無失点で降板した阪神の先発・高橋のインタビューが行われた。「フラッシュインタビュー」と呼ばれるもので、オープン戦などでは見られるが、公式戦では異例。阪神では初の試みで、球界でも初と見られる。

 5月に矢野監督、コーチ、選手らで行ったファンサービスに関するオンラインミーティングで、選手らから提案があったという。

 「無観客や来場者数制限がある中で球場に来れず、テレビで応援してくれるファンのために、試合中に生の声を届けることはできないか」と声が上がり、実現へ動き始めた。

 球団はNPBに確認して許可を取っていたが、ここまで実施する機会はなく、この日初めて実現した。

 高橋は「久しぶりにこうやって甲子園で投げさせてもらって、思い切ったピッチングができたかなと思います。去年からずっと打たれても使い続けてもらって。今年も期待していただいた中でけがしてしまったので、こうやって早く(1軍に)上げてもらったので、なんとしてもチームに貢献したいと思って投げました」と話した。

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