阪神・井上コーチ 得点機に3度凡退の近本に「反省はしてもらわないと困る」
2枚
「ヤクルト3-1阪神」(29日、神宮球場)
阪神は打線がつながらずヤクルトに敗れた。前夜は打線が大爆発し20得点を奪い大勝。ただ、この日は打って変わって初回の1得点に終わった。
井上打撃コーチは「最初に大チャンスをもらったときに1点しか取れなかったっていうところが引きずってしまったっていう。そこが今日の流れを作れなかったというそれだけの話」と初回1死満塁から得点を奪えなかった場面をポイントに挙げた。
この日は何度も得点機に走者を進めたが、あと1本が出なかった。特に近本は3度の得点圏の場面で凡退。井上打撃コーチは「チカ(近本)を責めることはしない。ただあいつの中で反省はしてもらわないと困る」と話した。
近本は八回2死一、二塁と一発出れば逆転という場面で見逃し三振。その場面については「なんで消極的なんやってたたかれるかもしれないけれど、そういう場面がいっぱいあるのはレギュラーだからね。ミーティングしたときにストライクと思ったら振りにいかなあかんぞってことは言うつもり」と奮起を促した。