阪神・秋山「その気持ちはずっと」目標の一つは同期原口と甲子園のお立ち台

 阪神・秋山拓巳投手(29)が8日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じた。昨年の同日は、大腸がんからの完全復活を目指す原口がウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で207日ぶりに実戦復帰した日だ。原口のことを思い出しながら、当時を回想した。

 「ずっと入団した時から人より努力する選手だったので、ガンと聞いた時はびっくりしましたけど、心配する必要もないくらいすごく前向きに練習していたので、ガンを克服していつも通りプレーするんやろなと見ていました」

 同期入団で同い年の2人。秋山は昨季から原口と甲子園のお立ち台に立つことを目標にしてきた。「僕はその気持ちはずっと思っています。原口はキャッチャーというポジションなので、一個人というよりチーム全体や投手全体を考えないといけない立場。僕は僕でその気持ちを持ち続けながらやりたいと思います」。原口の捕手としての役割を考えつつ、自らの思いは貫く構えだ。

 この日はキャッチボールやウエートで調整。現在の投球のテーマは「直球の良化」。「まだちょっと先が分からないので、真っすぐしか投げていないが、より真っすぐが良くなるようにとテーマを持っています」と狙いを明かしていた。

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