阪神・藤浪ら感染3選手中心に寄付金 谷本本部長「球団としてけじめ」
新型コロナに感染し療養していた阪神・藤浪晋太郎投手(26)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)の3選手を中心に、日本赤十字社への社会貢献活動として寄付金を渡すことを決めた。23日、谷本修球団本部長が明かした。
3選手を含む全会食参加者と面談したという谷本本部長は「選手から募金活動をしている日本赤十字社の社会貢献活動にぜひとも参加したいとの声があったので、そういう形を取らせていただきました」と明かした。
陽性反応が出た3人からは医療関係者、医療従事者の方への感謝の思いがあった。当初は「練習再開よりも前にボランティアの活動をしたいという申し出もあった」という中で、再発の可能性などが不透明であることから寄付金という形になった。
参加するメンバーは会食に参加した選手のほか、「社長以下、責任があるメンバーも同時に参加いたします」とし、さらに「行動履歴をヒアリングする中で、頻繁に外食へ行ったメンバーも加わりました」とした。
谷本本部長は「球団としてどっかでけじめをつけないといけないと思ってるんで。それはちゃんとやっていた選手たちにもそうですし、社会に対してもけじめをつけないといけないと感じましたので、そういう対応をさせていただきました」と説明した。