阪神・福留が休止中の思い語る「気を引き締めてやっていかないと」自主練再開

 阪神の福留孝介外野手(42)が15日、甲子園での自主練習を再開した。午前9時からスタート。キャッチボールや内野ノック、ティー打撃など約2時間半、汗を流した。

 練習後、オンライン取材に応じた福留は「今回、NPBの関係者をはじめ、中日ドラゴンズの関係者、阪神タイガースの職員の方々。本当に多大なご迷惑をおかけしたというのは、同じチームでプレーしている選手としてみなさんに申し訳なかった」と話し、続けて「体を動かすことができたのはよかった」と振り返った。

 阪神は3月26日に藤浪ら3選手が新型コロナウイルス感染を受けて翌27日から活動を休止。「自分たちのチームから感染者を出してしまったということを考えながら。もっともっと、自分たちが気を引き締めてやっていかないといけないという思いでいました」と休止中の心境を明かした。

 感染拡大防止のため練習時間を分散するなど、対策がなされた中での自主練習再開。シーズン開幕は未定だが、「できる中で最大限の準備をしていきたいと思います」と前を向いた。

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