阪神・藤浪が躍動4回無失点、変化球にも手応え「1番良かったと思います」

1回、ヤクルト・村上の打球が直撃する阪神・藤浪=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「オープン戦、ヤクルト-阪神」(11日、神宮球場)

 阪神・藤浪が5度目の実戦登板に先発で臨み、4回を2安打無失点、5三振を奪った。最速153キロをマークするなどの快投で、降板後に、変化球でもカウントを取れていたことに「全体的にやりたかったことはできた投球だったんじゃないかと思います」と充実感を漂わせた。

 初回こそ、ピッチャー強襲内野安打を含む2安打を許したが、ここを無失点で切り抜けると、以後、安打は許さずに四回までを無失点で投げきった。右打者の塩見に対して抜けた球はあるにはあったが、威力のある直球も投げ込んでいた。

 球種については「カットボール、フォーク、カーブも使いましたし、全体的にやりたかったことはできた投球だったんじゃないかと思います」と振り返った。配球についても「バッターと勝負する上で、緩急だったり、コースに投げたりしていたと思うので、その辺がしっかり、2巡目以降、1巡目も悪くなかったですけど、できたのは良かったと思います」と語った。

 変化球については「キャンプから実戦で投げてきて、変化球に関しては1番良かったと思います」と自己採点。躍動感があったと話題を振られると、「体をよく使えていたと思いますし、上半身と下半身が連動して投げられていたので、その辺りが躍動感があるように見える要因かなと思います」と、分析していた。

 開幕そのものは延期となってしまったが、「その間も練習、あると思うので、しっかり練習して迎えられるように、まだまだこれからもアピールはしないといけないですし、しっかり練習したいと思います」と気を引き締めていた。

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