阪神の岩崎優投手（２８）は２９日、高橋遥人投手（２４）と静岡草薙総合運動場で、プロ野球静岡県人会主催の野球教室に参加。高橋遥との「静岡リレー」で、来季チームの白星量産を誓った。県人会の野球教室に３年連続で参加。「誰？」と言われた昨年の悲劇から一転、今季防御率１・０１で知名度は急上昇。来季は左腕コンビで、地元の野球振興に一役を担う。

　「今年の活躍を見てくれている子もたくさんいた。喜んでもらえるような活躍が２人でできたら」。さらなる飛躍誓う来季に向け、今オフは走り込む日々だ。例年、夜が中心だった５～１０キロのランニングを、朝を含めて１日に２度行っている。

　目指すはシーズンの活躍。その先に東京五輪出場を見据える。１１月のプレミア１２でも代表候補に挙がった左腕。トークショーの最後には促されるような形だったが、「来年は日本代表目指して頑張ります」と宣言した。地元ファンの期待を背負い、２０２０年を駆け抜ける。