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藤浪、科学で制球難克服 ダルのススメ!沖縄でドライブラインベースボール参加

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が10日、沖縄・北谷町で「ドライブラインベースボール」の講習に参加した。大リーグで5年連続2桁勝利を挙げている、レッズのトレバー・バウアー投手(28)らが拠点とする施設。最先端の技術で投球を分析、フィードバックし、制球力の改善を図っていく考えだ。バウアーらを指導する責任者のトシュ・セムラッカー氏(27)も、藤浪の素材の高さに太鼓判を押した。

 片言の日本語がブルペンに響く。最高気温23度の南国・沖縄。シアトルから来日したスタッフに囲まれ、中心に立つ藤浪の投球も徐々に熱を帯びる。「モット、モット!!」。全力で投げた最後の1球は95マイル(約153キロ)を計測した。グータッチを求められる表情には、確かな希望と充実感が漂っていた。

 「楽しみですね。フィードバックもあるので。せっかく来ていますし、いろいろ質問して、学んでいきたい」

 午後から始まった測定ではチューブや、重さの違う13種のボールを使ってアップ。その後、スパイクに履き替え上半身裸の状態で、マーカーを全身48カ所に付けた。マウンドを囲む10個のセンサーで解析。続いて各球種のリリースポイント、回転数などを計測した。

 最先端の科学的なアプローチにより、理想のフォームを完成させる技術指導。大リーグで5年連続2桁勝利を挙げているレッズのトレバー・バウアーらも拠点とする。実は、藤浪が同施設を知ったのは、ダルビッシュ有投手(33)=カブス=からの“プレゼント”。今年初め、同施設が開発した特製ボールが右腕の元に届いたのだ。

 「コントロールだったり、リリースの感覚がすごくいいよ、と言って送っていただいた。実際使ってみてよかったので、今回、参加したいと思いました」

 一般的に球速アップや、故障の予防につなげるための解析。藤浪が求めるのは制球力の改善だ。「球速がいらないわけじゃないけど、それよりも制球。自分の動作の弱点を知り、何ができないから、制球できないのかを知りたい」。実際、バウアーも初めて2桁勝利した15年、4・04あった与四球率が、昨季同3・1、今年は同3・46など改善している。

 責任者のトシュ氏も「FUJINAMI」の素材に可能性を感じた。「今の状態はすごくいい。全員にも言えることだが、ポテンシャルを秘めている。いい方向に向かうことは確かだ」。11日以降、解析したデータを基に改善点を見つけ、最善の解決策がフィードバックされる。ローテ奪取を狙う来季。最先端の技術も駆使し、剛腕復活の1年にしたい。

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