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梅野 CS初弾や3安打や「自分の打撃できた」攻守に躍動

 3回、先制ソロを放ちナインとタッチを交わす梅野
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 「セCSファイナルS・第3戦、巨人6-7阪神」(11日、東京ドーム)

 白球が弧を描いて舞う。虎党が待つスタンドに到達すると、静寂は瞬く間に歓声へと変わった。乱打戦を劇的な決着で制したが、“GO砲”になったのは、阪神・梅野隆太郎捕手のCS初アーチだった。0%からの奇跡を起こす序章。攻守に正捕手が躍動した。

 振り返ったのは三回、先頭で迎えた打席だ。「初対戦の投手。流れを変えたいところで、自分の打撃ができたのはよかった」。3-1から5球目、戸郷の148キロを振り抜いた。左翼席中段に飛び込む特大弾。今シリーズ初の先制点で、チームに流れを呼び込んだ。

 「これで10号にしてくれないかな」。シーズンは9本塁打。目標の2桁本塁打に一歩、及ばなかった。試合後はちゃめっ気たっぷりに笑い、少しだけ激戦を制した余韻に浸る。五回に左前適時打、九回は左翼フェンス直撃の二塁打で3安打だ。

 「シーズンと違って(勝ちを)取るか、取られるか。あそこで粘れたのが良かった」

 ポイントに挙げたのは、2点リードの五回。ドリスが岡本に2ランを浴びたが、粘って勝ち越しは許さなかった。6投手を必死のリードで導き、捕手としても貢献度が光る。試合後の通路だ。矢野監督からポンッと肩をたたかれた。1点差勝利に欠かせなかった梅野の存在感。0%からの下克上は奇跡じゃない。

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