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阪神・矢野監督が熱い 大逆転劇に男泣き「みんながラッキーボーイ」【一問一答】

劇的な逆転勝利に、大喜びする阪神・矢野燿大監督=横浜スタジアム(撮影・田中太一)
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 「セCSファーストS・第1戦、DeNA7-8阪神」(5日、横浜スタジアム)

 阪神が6点差を跳ね返し、大逆転勝利。ファイナルS進出へ王手をかけた。

 打線が1-7の七回から反撃。北條の3ランなどで4点を返し、2点差に迫ると、八回は木浪の適時打、北條の2点三塁打でついに逆転した。

 シーズン6連勝で進出を決めたCSで、またも奇跡のドラマを演じた虎ナイン。矢野監督は試合後の会見で男泣きした。試合後、指揮官の報道陣との一問一答は以下の通り。

 (自ら切り出す)「どんな記事書いてくれんねん。え?どんなん書いてくれますか?」

 -最後も手に汗握る展開だった。

 「ずっと手に汗握ってたわ。最後だけちゃうわ。すごい。ホンマにすごい。選手が、すごい」

 -最大6点差を逆転した。

 「いや、今のチームの目指す野球っていうか、全員で戦うっていうね。控えというか、スタートで出てないメンバーももちろん大きな戦力やし。ピッチャーもね。全員でつなぐっていう野球ができたし。誰か1人がね、ヒーロー、もちろん全体のヒーローでいえばもちろんヒーローなんだけど、だけど全員で野球できたっていうのがすごくうれしいし。常々、苦しいときどうするかとか、諦めないとか。まぁ、うん…(約20秒うつむいてあふれる涙をこらえる)。(声震わせて)そういう野球できました」

 -監督の涙は選手のがんばりから。

 「いや、もちろんそれはすごいなと思って…」

 -八回2死からつないで逆転した。

 「ちょっと言いようがないけど…」

 -投手陣はアクシデントがありながら、守屋からつないだ。

 「最後、人数が足らなくなるかな…というのがあったけど。行くしか。始まる前から言ってるけど、ウチは行くしかないんでね。なったらなったで、考えるしかないというところで、行けるだけ行ってみようと。思って行ったし。野手も早い回から行ってたんで………。うん……」

 -木浪もラッキーボーイ。

 「みんながラッキーボーイやけど。一個の塁を進むこともすごいことやし。それはみんなの見ようによって誰がヒーローにもなるような試合やったと思うし。まあ、最後の八回、九回も最後はしんどいしね」

 -ジョンソンもいない中での岩崎は。

 「優(岩崎)もずっとね、防御率を見てもそうやし、ちょっと1年の中では休む時間もあったけど、帰ってきてからはほぼほぼフル回転で、常に苦しい場面で。後ろのピッチャーで、特に優に関してはそういうところ。(厳しい場面で)優で悔いがないというかさ…。そういう思わせてくれる投球をしてくれていたんでね。ある意味、総動員で、この場面でいつも通りできるっていうすごさを感じたけど」

 -七回は代打で流れが変わった。

 「まあ、そうやね。こんな試合を1人では流れを変えにくいと思うし。まあ、最初に言ったようにピッチャーも野手もみんなが諦めない、つないだっていうのが、こういう結果になったと思います」

 -西は打球が当たって降板。

 「西も行く気持ちをもちろん持ってくれていたし。踏み出す足やし、ちょっと指の繊細なところに打球が当たっていたんで。ちょっと難しいなという判断で代えました」

 -下克上と言われる。

 「まあねえ。今日も試合前ミーティングで、そういう話はした。ここに来たことは俺は奇跡だと思っていなくて。みんなの力、粘り、あきらめない気持ちでここに来たと思う。今日から奇跡のスタートだという」

 -この1勝はどうか。

 「みんなにとって大きい。俺らはもちろん、ファンの人もそう。このCSで成長していける、クライマックスが始まる前に言ったけど俺らは強いチームじゃないんでね。でも、強くなれる戦いをしていってくれているんでね。そういう部分でもチームにとっても大きいし、こういう姿をファンの人に見せられたというのもね。俺らはプロだから大きいしね」

 -明日決めたい。

 「もちろん明日、決めにいくつもりだしね。今日と同じように全員で戦う形になると思うしね。うちは全員が戦力で、全員が必要なんで。そういう戦いを明日もやっていきます」

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